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不完全なものへの憧れ

友人の写真展を見に行った
今年8月にロシア、モンゴル、中国の一帯で見ることのできた、皆既日食の写真

彼は、充分に下調べして、
標高が高くて、空気が澄んだ場所を観察ポイントに選んでいた
日食の写真を撮るのに、太陽だけではなく、
広角レンズ越しにまわりの風景も一緒に撮りたかったから

それはロシアのアルタイ山脈の山間
公共交通機関を乗り継ぎ、さらにテントと食糧を担いでトレッキングすること3日
雄大な自然に囲まれ、撮影環境はばっちり
まわりに人もほとんどいない
そんな場所だった

私が、以前トルコまで日食を見に行った時の、
海辺で宴会しつつ吠えながら観察した環境とは、えらい違いだ

でも、天体のショーは、気まぐれ
友人が観察した時も、皆既の最初の瞬間はばっちり観察できたが、
あとは薄い雲越しの観察となってしまったと言う

そして、彼は、語る
「あの光景を見て以来、何かを『もっていかれた』気がしてならない」と
「あの光景と出会って以来、僕は次の日食、その次の日食、これから先起こる日食のことばかり考えるようになっている」とも
ああ、動き出してしまったんだなぁ





私は思った
もしも、これが、完璧に薄雲ひとつない、計算通りの観察環境だったら、
彼は、どう感じていたのだろう、、、

昔、私は、一度インドに皆既日食を見に行っておきながら、
準備不足から結局皆既帯までたどりつけず、涙をのんだ
ガンジス川の畔
部分的に欠ける太陽の下での祈りの空間
それはそれで、特別の場だった
でもやっぱり、その時に見ることができなかっただけにどうしても、
尚一層「皆既」が見たくなった

そのリベンジで、次には調べに調べて、
いくつかある観察ポイントの候補の中からじっくりと比較検討の末、トルコまで行った
トルコでは、黒海沿岸の村、ピーカンの空の中で、皆既日食を観察できた
完璧だった
そして、なぜか満足してしまった

日食の魅力に取り付かれながらも、
これ以上完璧に見えることはないだろう、、、
そんなある種の達成感があったからなのかもしれない





今回、友人の写真を見て再び皆既日食を見たくなった
でも、次に見る時は、友人の例のように、山奥の誰もいないところで静かに、
太陽を隠す、その「月」というものと向かい合ってみたいと思う

来年の夏、日本でも数十年ぶりに、皆既日食が観察できる
しかし、国内の観察ポイントはどこも「島」であることもあって、
既に、予約可能な宿泊施設は満杯、
キャンプも制限つき、
交通機関は旅行会社に押さえられ、
島の受け入れ人数も限定され、
大きな島ではレイブ等のトランス系イベントも企画され、、、

山奥の誰もいないところで、、、って、絶対に無理

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プロフィール

多歌子

Author:多歌子
(takako)
無国籍雑食民族系うたうたい。うたつくり。ヴォイス・トレーナー。
バックパックを背に、地球の上をほっつき歩き回り、インド、チベット、アフリカ、中南米、日本(奄美、沖縄、北海道etc.)等で、歌声や楽器という共通の言葉を通して、各地の人達と、交流を重ねる。インド、ダラムサラでのサロン・コンサートや、西チベット、カイラスでの音楽セッションなど各地で参加。西アフリカ、ガーナでは、民族楽器を学ぶ傍ら現地ミュージシャンのステージに立つ。
Popでエスニックな地球の音世界を追いかけ、民族楽器やダンス等との即興コラボレーションも行う。
一番好きな楽器は人間の声。
お絵描き&ビター・チョコレート大好き♪

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movie of an improvisation

齋藤美樹個展でのLivePainting(音楽を担当)、編集版

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