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Digest of Trinidad & Tobago(その3:「カリブ海に浮かぶ島国」のお話)

Trinidad & Tobagoの旅から帰ってきて1ヶ月半。
一気にまとめてレポート、最後はカリブ海に浮かぶ島国、トリニダード&トバゴの日常のお話です。

このほかに、
その1:「スティールパン」のお話
その2:「カーニバル」のお話
も、別枠で書きました。
よかったらそちらも。。。



Digest of Trinidad & Tobago
その3:「カリブ海に浮かぶ島国」のお話
※写真はこちらこちら


トリニダード&トバゴという国の名前を耳にして、
即座にどの辺にあるのかイメージできる人は、
日本では少数派でしょう。

カリブ海の南端、南米大陸のベネズエラの沖合にある、
トリニダード島とトバゴ島、ふたつの島から成る国です。
とにかく日本からだと遠い。
私自身、スティールパン以外に何があるのか知りませんでした。
かろうじてネットで見たら、どうやらカーニバルも有名らしいし、
それにダイビングのメッカでもあるのね、ふむふむ、、、ってその程度。
実際に行ってみたら、結果的にはやっぱり、
スティールパンとカーニバルがメインのみどころになりました。
国民楽器のスティールパンと、国民的行事のカーニバル。
でも、あたりまえのことですが、スティールパンなんか興味ないトリニダード人もいるし、
カーニバルだからと言ってその時期に休暇なんかとってられないお仕事の人達や、
人混みはごめんだからって家でテレビ見ている人達もいます。

日本人がみんな柔道や空手をやるわけではないのと一緒。

だからトリニダード&トバゴの旅についての最後は、
スティールパンもカーニバルも離れたところのお話をしたいと思います。



この国を旅していて発見したこと、途中何度も思ったことがありました。
それは、自分がまるで日本の国を旅しているような感覚でいられること。

まず、物価が近い。
ほとんど同じ。
モノによっては日本の方が安かったり。

そのせいかどうかはわかりませんが、向こうの人と話をしていて、
いろんな意味で日本人と話しているのと変わらない感覚でいることがよくありました。
相手の気持ちを考えたりする時、
日本人的な価値観で判断して、そうそう的外れなことにはならない。
礼儀とかモラルとか心遣いとか思いやりとか心意気とか、、、
そういう部分の感覚が日本人ととても近いような気がしたのです。
だから私自身、あまり自分の中の「日本人」を意識することが、
これまでに訪ねた他の国を旅する時と比べて、少なかったような気がするのです。

もちろん生活習慣の違いとかはあります。
例えば、私がお世話になっていたお宅は、
家族で食卓を囲む習慣がありませんでした。

家の食事は、お母さんが作ってキッチンにおいてあるご飯を、
家族はみんなそれぞれ好きな時に勝手に食べるんです。
だからタイミングを逃せば、なくなることもあるし、その時は自分でつくる。
だいたい、一日の食事の中ではランチが一番メイン。
特に日曜日のランチには、ご馳走をつくる習慣もあります。
それでも、家族みんなで一緒に食べるご飯タイムはない。
お母さんが「ご飯ですよ~!」って家族にアナウンスすることはないんですね。
だからと言って、家族の仲が悪いわけではない。
ただ単に、家族で食卓を囲むという習慣がないだけなんですよね。

ちょうど私が現地に着いた翌日、そこのお母さんのお誕生日だったんです。
その日の夜は、ご飯も特別メニューを準備。
たくさんのお友達や親戚が、お祝いに訪ねて来ました。
食卓は囲みません。
みんな適当にやって来て、お母さんにおめでとうを言って、
あとはキッチンに準備されたご馳走を適当にとってその辺に腰掛けて食べて、
好きなだけおしゃべりして、いつのまにか適当に、、、帰っていった。。。

食卓には、キティーちゃんのお誕生日ケーキがどどーんと鎮座。
でも、それに手をつける気配も一向になく、、、
ひそかに私は、HappyBirthdayでも歌いながらケーキがカットされて、
みんなに振る舞われる場面を心待ちにしていたんですけどね。
ここのお母さん、家族の中で一番尊敬される存在なのに。。。
お誕生日のケーキですら、「あるから食べたきゃどうぞご自由に」ってことなんでしょう。
ちなみに真夜中に見たら、端っこがちょこっと切りとられていました。

到着して翌日のこの出来事は、ちょっとしたカルチャーショックではありました。
でも、本当にこの程度のこと。
日本の家庭だって、家族で食卓囲まないのは別に珍しいことではないし。

とにかくほとんどの状況では、私は日本にいるのと同じ感覚で滞在していました。
肌の色、しゃべっている言葉、、、違うのはそれくらいのもん。

もちろん、肌の色が違うということは例えば人混みの中でも目立つからそれだけ犯罪に会いやすいとか、
そういう意識は、常に持っていましたけれど。

そうそう、トリニダード島の治安は悪いです。
都市部では拳銃による犯罪が頻発しています。
危険すぎて地元の人でも近寄りたがらないエリアもあります。
私自身は、とても恵まれたご縁もあって、
一度も危いシチュエーションに立つことはありませんでしたが。
それは、みんなに守っていただいてたから。
本当に感謝。

その点、トバゴ島は、トリニダード島に比べて圧倒的に安全な雰囲気の空気が漂っていました。

トリニダード島とトバゴ島、ふたつの島は、
街の規模と南の島というイメージから、
私の中では、
トリニダード島が沖縄本島、
トバゴ島が石垣島、
っていう感じでした。

私は、カーニバルが終わった後、トリニダード島からトバゴ島へ移動しました。
時間がなかったので、一番有名でわかりやすい「名所」を観光。
カリブ海の海へグラスボトムボートで乗り出して、
珊瑚礁の海でシュノーケリングたり、海の真ん中の浅瀬で泳いだり。

カリブ海って、昔は本当に海賊がいた海なんですよね。
なんとなく、日本人からするとその言葉の響きだけで盛り上がる!って思うのは私だけでしょうか。
ビーチのお土産屋さんでは、サメの歯のペンダントが売ってたり、、、
「カリブ海のサメの歯!」
やっぱり盛り上がる。。。

ちなみにむこうでは、サメを食べます。
普通に白身魚のフライです。
だから、サメの歯もフライになった魚のアラからとったのかも。。。
私が嬉々として手に取ったサメの歯のペンダントも、
きっと、現地の人から見れば、私達にとっての日本海のウニのトゲのペンダント、みたいなもんなんでしょう。

そしてこのカリブの海でも、日本と重なるものを見つけました。
それは、珊瑚の死滅。

私が行ったリーフの珊瑚は、ほとんど全部死んでいるように見えました。
ボートの底のガラス越しに広がった海の底の世界。
ボロボロの白灰色になって、緑色の藻が付着した珊瑚の亡骸の間を、
青や黄色やピンクのカラフルなお魚たちが泳ぎ回っているんです。
言葉が出ませんでした。
もちろん、島の他のポイントには、きれいな所もあるはず。
まさに沖縄の海と同じ。
背景も、状況も、、、

心が痛かった。

どこへ行っても、みんな同じ。
光も闇もみんな同じ。
距離は遠いけど、話は決して遠くない。
大切なもの、守りたいもの、人の心、、、
みんな根っこは同じ。
あらためて、そう思った。
そんな旅でした。

また、ひとつ、帰りたい場所がふえてしまいました。


最後になりましたが、
今回の旅は、本当にあたたかいご縁がなければ、
とても私ひとりでは経験することができないことがいっぱいありました。
特にMちゃん、R家とその周りの方々のお心遣いには、感謝で言葉もありません。
ここには書ききれないこともいっぱいです。
出会うことができた私は本当に幸せ者です。
どうもありがとうございました。




トリニダード&トバゴの旅のお話は、ひとまずこれでおしまいです。
そうは言ってもわずか2週間の旅です。
ごくごく一部のことしか見てませんし、ほとんど何も知りません。
だから、間違ったことを書いていたら、ごめんなさい。
私自身、これまでに自分の旅のことをあんまり書くことはなかったのですが、
今回はちょっとシェアしてみようかと思ったデキゴコロ。
もちろん書ききれないこと、いっぱいあります。
それは、またいつか。。。
もしかしたら他の形で。。。

写真は、こちらにupしました。
Daily scenery in TT カリブ海に浮かぶ島国の日常

Daily people in TT カリブ海に浮かぶ島国で出会ったひとたち
並びは時系列順です。
あ、都市の写真は撮ってません。カメラ持ってなかた。。。
あと、トバゴ島のヤシの木に似せた電柱は必見!
これぞ景観への配慮!

これ以外の現地の写真は、テーマごとにそれぞれ、
その1:「スティールパン」のお話
その2:「カーニバル」のお話
から飛べるようにリンクはってありますので、よかったらそちらものぞいてみてくださいね。


ようやく、ひとまとめができました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。


-----
「おしまい」と言いつつ、ちょっとだけ追記、書きました。
書いた後で気になったことですので、さらっと。。。



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プロフィール

多歌子

Author:多歌子
(takako)
無国籍雑食民族系うたうたい。うたつくり。ヴォイス・トレーナー。
バックパックを背に、地球の上をほっつき歩き回り、インド、チベット、アフリカ、中南米、日本(奄美、沖縄、北海道etc.)等で、歌声や楽器という共通の言葉を通して、各地の人達と、交流を重ねる。インド、ダラムサラでのサロン・コンサートや、西チベット、カイラスでの音楽セッションなど各地で参加。西アフリカ、ガーナでは、民族楽器を学ぶ傍ら現地ミュージシャンのステージに立つ。
Popでエスニックな地球の音世界を追いかけ、民族楽器やダンス等との即興コラボレーションも行う。
一番好きな楽器は人間の声。
お絵描き&ビター・チョコレート大好き♪

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齋藤美樹個展でのLivePainting(音楽を担当)、編集版

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