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言語とそれを操る人達

旅をしていて、言葉の通じない国を訪ねるとき、
とりあえずは現地語で言えるように、事前に覚えて行くようにしている単語がふたつある

それは、
「こんにちは」
そして、
「ありがとう」

これらふたつの単語だけは、とっさに口をついて出るようになるまでは、
ボールペンで手に書いておく(もちろんカタカナで)

本当は、数(1から10まで)とか、疑問詞(why以外)とか、
他にも旅する上で必要な単語はいろいろあるけれど、
ここに挙げたふたつだけは、英語で言うのと、現地語で言うのとでは、
明らかに現地の人達の反応が違う
たとえどんなに、発音がへなちょこでも、、、

そして、「ありがとう」については、時には現地語と一緒に日本語も添える
だって、私は日本人だから

世界中、どこへ行っても、これらはとても大切な単語なんだと思う




一方、言語によって、その重要度が全く異なる単語がある
(以下、人から聞きかじった話もあるので、もしも間違いがあったら、教えて下さい(笑))

例えば、
アメリカのお料理の本は、肉については分類がとても詳しいのに、
魚の分類は、ただ魚(fish)、但し書きがあったとしても赤身(red) か白身(white) か、、、
くらいなんだそうだ
日本食のように、ブリ大根、とか、サバの味噌煮、みたいな表現は、きっとない

考えてみれば、英語では、
雌牛(cow)、雄牛(bull)、去勢した雄牛(ox)、子牛(calf)、牛肉(beef)、子牛肉(veal)、、、みんな単語が違うけれど、
日本語でのこれらの言い分けは、あくまで「牛」に修飾語をくっつけているだけ
そのくせ、日本語は、
魚に対してはかなりマニアックで(笑)、出世魚ってのまである(この世界は、日本人の私にもわからない

ちなみに、モンゴル語では、魚はやっぱりただ「魚」に該当する単語があるだけだそうだ
でも馬に関しては、白い馬、黒い馬、走っている馬、立ち止まっている馬、
全て単語が違うらしい

ハワイ語は雨に関する語彙が豊富だそうで、そういうところは、日本語とも共通している
ハワイも、とても雨の多いところゆえなんだろう

そして最近読んだ本に書いてあって、とても感動したのが、
イランに住むグルド人の、中でも遊牧を生業としている地方にある、村の言葉
夜明けの刻を、日の出の段階を追って、七つの単語で呼び分けているそうだ
夏の間は、来る日も来る日も羊とともに荒野で夜を明かす、そんな羊飼いの人達の目に映っている夜明け
それは、きっと私なんかが寝ぼけ眼で見る夜明けとは、全く違っている



モノには、名前をつけると、そこに意味が生まれる
人は、意味のあるものには、名前をつけたくなる

だから、そこに特別な単語が存在するモノって、
その言語を操る人達にとっては、とても大切なものなんだよな

Comment

NoTitle 

いいなぁ~☆
この・・・言葉に対するたかちゃんの感覚!!
国によって幾つもの表現がある語は、それに対する愛着の度合い・・・
良いお話どうもありがとう!!
  • posted by  
  • URL 
  • 2009.03/02 07:07分 
  • [Edit]
  • [Res]

NoTitle 

コメントありがとうございます♪
お名前がないので、はっきりとはわかりませんが、たぶん、○○さん?かな?(笑)

言語というのは、本当におもしろいですよね
先に、人の生活がありきで、言葉はあとからついてくるんだって、思います
存在として必要のないものには、言葉も必要ない
でも、気がつくと、言葉に人が支配されてたりもする
本当に、考え出したら、キリがないですねーv-16
  • posted by 多歌子 
  • URL 
  • 2009.03/03 02:46分 
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  • [Res]

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プロフィール

多歌子

Author:多歌子
(takako)
無国籍雑食民族系うたうたい。うたつくり。ヴォイス・トレーナー。
バックパックを背に、地球の上をほっつき歩き回り、インド、チベット、アフリカ、中南米、日本(奄美、沖縄、北海道etc.)等で、歌声や楽器という共通の言葉を通して、各地の人達と、交流を重ねる。インド、ダラムサラでのサロン・コンサートや、西チベット、カイラスでの音楽セッションなど各地で参加。西アフリカ、ガーナでは、民族楽器を学ぶ傍ら現地ミュージシャンのステージに立つ。
Popでエスニックな地球の音世界を追いかけ、民族楽器やダンス等との即興コラボレーションも行う。
一番好きな楽器は人間の声。
お絵描き&ビター・チョコレート大好き♪

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